David Thayne's Native English Gym
Weekly E-Mail Newsletter vol.4
Hi everyone!
When I first came to Japan, I was really surprised to hear a high school student say that he had to study English, but he didn't want to.
I think you can learn English grammar and English vocabulary even if you hate English, but I don't think you can learn to communicate in English if you don't like it.
Most Japanese people have to study English for about six years, so it's too bad that they can't learn to communicate in English during that time. But if you try to like English, I think you will like it--and then you'll succeed!
Remember:
We like what we do well, and we do well what we like!
:D thayne
僕が初めて日本に来たときのことです。ある高校生が僕に、「自分は英語を勉強しなければならないんだけど勉強したくないんだ」って言うんです。僕は本当にびっくりしました。
たとえ英語が嫌いでも、英文法とか英単語を学ぶことはできる思います。でもね、英語が嫌いだったら、英語で人とコミュニケートすることはできないでしょうね。
日本では普通、6年くらい学校で英語を勉強しなくてはなりません。だからその6年間で、英語を通して人とコミュニケートできるようになれない、っていうのは残念すぎると思うんですよ、僕は。
もし、英語を好きになろうとすれば、好きになれるはずです――そしたらきっと、英語の勉強も、そして英語を通してのコミュニケーションもうまくなりますよ!
今日の一言
人は、うまくできることは好きなる。そして、好きなことはうまくできるようになる!
デイビッド・セイン
daily english!
「アメリカンコーヒー」が飲みたいのに!
アメリカでの生活にもようやく少し慣れてきたアサミ。買い物の帰りに、ちょっとカフェ/ cafe, coffee shop, coffeehouse にでも寄ってみようという余裕も出てきました。
ちょっと最近、胃が疲れ気味だし、あまり濃いコーヒーは飲まないほうがいいかなと思い、アメリカンコーヒーを注文しようと、こう言いました。
"American coffee, please."
すると、ウェイトレスは"We only have Brazilian coffee."「ブラジルのコーヒーしか置いてないわ」と言って笑います。これって?
日本では薄めのコーヒーを「アメリカン」といいますが、実はこの「アメリカンコーヒー」という言葉は日本でしか使われていない純然たる和製英語なんです。だから、アメリカで「アメリカンコーヒー」といってもまったく通じないのです。American coffeeと言うと、意味的には「アメリカ産」のコーヒーということになりますが、ちなみにこれに当てはまるのは、ハワイ島で収穫されるコナ・コーヒー/ kona coffee が唯一のものです。
アメリカを観光旅行中の日本のご婦人がcafeで"I want American, please." と注文したら、ウェイターが"I'm American." と応えた、というウソのような本当の話もありました。
コーヒーの「濃い、薄い」は、それぞれ strong、weak で表します。
「薄めのコーヒー」は weak coffee と表現することになりますが、注文するときには使いません。スターバックスなど、さまざまな種類のコーヒーがある店は別として、ふつうのレストランなどで は、複数の種類をとりそろえているわけではないので、単に "Coffee, please."と言うにとどめた方がいいでしょう。
ある国特有の食べ物は、他の国に紹介されるとき、どこの国の食べ物かということで、まず国の名前を付けることが多いもの。そのため、オリジナルの国では「国の名」は付いていない場合が多いのです。
ワンポイント
――国の名前のついた食べ物――
◆アメリカンドッグ →(米)では corn dog あるいはpigs in a blanket(直訳すると「毛布でくるんだブタ」)
◆イングリッシュマフィン →(英)では crumpet あるいはpikelet(アメリカではEnglish muffin)
◆フレンチフライ →(仏)では pommes frites 「ポム・フリット」(アメリカではFrench fries )
◆フレンチトースト →(仏)では *pain perdu「パン・ペルドゥ」(英語ではFrench toast)
*失われた( perdu )パン( pain )=硬くなったパン、つまり古いがフレンチトーストにすればまだ食べられるパン、という意味になります。
This Phrase
“Bloom where you are planted.”
「植えられた場所で花を咲かせなさい」という意味のphraseで、欧米では古くから親しまれてきました。最近では、米国の元大統領ビル・クリントンの夫人ヒラリー・クリントンさんがこのphraseを愛用していることで有名です。
ヒラリー・クリントンさんはバラク・オバマさんと2008年の民主党の大統領候補指名選挙で争いました。そしてクリントンさんが敗北し、オバマさんが大統領候補に指名されました。
その時、クリントンさんは新聞記者から「また大統領候補指名選挙に出ますか」と質問され、「恐らくゼロに近い」”Probably, next to zero”、と答えつつこの”Bloom where you’re planted.”という言葉に従う、と述べたのです。与えられた場で最善をつくす、という決意の言葉です。
そうして、4年間国務長官を精力的に務め、世界中の誰もが認める立派な米国務長官として職務を全うしました。
長い人生の中では、いつも第一希望どおりになるとは限りません。
What’s so Amazing? Wolfgang Mozart!
Wolfgang Mozart, known as one of the best composers of the classical period, had implausible piano skills from when he was young.
As his father was a musician, Mozart started learning piano from when he was very little, and when he became six years old, surprisingly, he wrote his own compositions! In addition, he wrote his first opera when he was only 14 years old!
It is quite hard to believe that a small kid who wasn’t an adult could do these stuffs!
古典時代の大作曲家の一人として名高いウォルフガング・モーツァルトは、子供の時から信じ難いピアノの腕前がありました。
彼の父が音楽家であったからか、モーツァルトはとても小さい時からピアノを習い始め、驚くべきことに彼が6歳になった時にはなんと作曲を始めました。さらには14歳の時には、自作のオペラまで作ってしまったのです!
これらのことを大人ではなく、子供がやったとはなかなか信じがたいですね!
Glossary/用語
Classical period: 古典時代
Implausible: 信じられない
compositions: 楽曲、作曲 (構成、合成、組み立て)
In addition: それに加えて、さらに
It's kennel time. ― Nooooooo!
飼い主が「犬小屋に入ろう」って何度促しても、ハスキー犬/Husky のBlaze君 は「ノーーー」と言って頑として動こうとしません。 ここでも飼い主とワンちゃん、立派なcall & response ができていますね。
for a smart workout
上手なワークアウトの勧め③
英会話を学ぶ基本は「」聴いて聴いて聴いて」です。ごく初歩の内容のcall & response から、どのやりとりもしっかり聞き取れるように、聞き込みましょう。中途半端ではなく、「完璧に聞き取れる」まで聴いてください。そのためにもTrainingを終えたら、Listening を繰り返してください。
さてご存じのように、今はちょっとした英会話学習ブームですね。「聴くだけ英語」というのが大変流行っています。英語を流して聴くだけで英会話が身に付く、というわけですね。でも、デイビッド・セイン英語ジムの考え方は違います。「聴くだけ」では英会話力は習得できない、と考えています。口をまったく動かさず、言葉を一切しゃべらずに、話ができるようになるものでしょうか?聴くだけでは、英語を聞き取る耳は養えるでしょう。でも、聴くと同時に口を動かし、発話する練習を常にしていなければ「話せる」ようにはならないはずです。
赤ちゃんは常に、まわりの大人の言葉を聴き、それを一所懸命に真似ます。そしていつの間にか大人顔負けにしゃべり出します。この、赤ちゃんが言葉をしゃべりはじめ、やがてペラペラになるのと同じプロセスを踏む、疑似体験をするのが、最も早い確実な会話習得法であり、これがデイビッド・セイン英語ジムのコンテンツの根本なのです。
だから、ワークアウトでは、「聴き」ながら、聞こえたとおりに口に出してください(これをshadowing シャドーイングといいます)。小声でOKです。大声だったらなお結構です。モグモグ、ムニャムニャでも構いません(これをmurmuringマーマリングと言います)。とにかく、「声を出す」こと「聴いて話す」ことが肝腎なのです。
Trainingしながら「声を出す」。Listening しながら「声を出す」。Shadowingで「声を出す」。「声を出す」のは恥ずかしい、とか「声を出す」のは迷惑だ、とか、日本人はshyだから「声を出す」のが苦手ですが、あえて「声を出」しましょう。ゴールがうんと近づきますよ。
David Thayne's Native English Gym
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